2011年12月24日

31 氷点下(吉野川7)

水位:0.27m(豊永)気温:1℃(池田) 天気:雪
区間:豊永〜岩原(x.xkm) メンバー:いっこちゃん

 むちゃくちゃ寒い。氷点下の中、いっこちゃんと大歩危下りました。いっこちゃんは、昨日一緒に下ったにこちゃんの双子のお姉ちゃん。
 顔一緒! って双子やから当たり前かもしれんけど。でも雰囲気はけっこう違うので間違えることはありませんね。

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 賢見温泉で昼食ご馳走になりました。しかしこの二人よう食うなあ…。

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ニックネーム ラナ父 at 20:24| Comment(0) | 四国>吉野川(大歩危・小歩危) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月23日

30 ラナ、齢9にして小歩危を完漕す(吉野川6)

水位:0.21m→0.23m(豊永)
水量:0t(早明浦ダム放流量),32t(池田ダム流入量)
気温:5℃(池田) 天気:曇り時々晴れ 区間:歩危茶屋〜川口(x.xkm)
メンバー:にこちゃん [回送]後輩1号、川太郎&川次郎

 9月末以来、一度も漕いでない。こんなことは、ラナと漕ぎ始めて以来、初めての経験ではないかと。

 仕事のストレスを雲散霧消させるために、こういう時こそむしろ積極的に出るべきなんですが、川に向かう元気がどうしても湧いてこない。かつて経験したことのない「仕事の瀬」にぶつかってました。それも、険悪なキーパーホール。早々に撃沈、身一つで流されてしまい、ガラス製のハートは粉々に打ち砕かれてしまいました。同時に、川への意欲も灰と化してしまったようです。ホールから息も絶え絶えになって吐き出されたかと思えば、下流にあるまた別のホールに巻かれ続け、終わりなき核心部を翻弄され続けるといった生活が約3ヶ月。ふと気が付けば、いつの間にやら年の瀬でした。
 ホール間の小休止中にセロテープで補修され、一応の機能を取り戻したハートで考える。このまま終わりを迎えてよいものかと。
 否。多少ムリしてでも漕ぎたい。灰の中、僅かに残されていた熾きの破片が輝きを増したような気がしました。

 夜行バスで24時に川崎発、7時に大阪着。JRで三田駅まで移動。川道具一式をエクストレイルに積み込んで、三田を9時半に発ち、歩危茶屋に12時50分に到着しました。
 目的地は、今年最も魅せられた川。四国三郎吉野川です。

 3ヶ月ぶりの川。これだけ間隔が開くと、漕ぎ方なんてもう、遥か忘却の彼方です。にもかかわらず、復帰戦の相手は、渇水期とはいえあの小歩危。リハビリなんて、完全無視。しかも、不遜にももう一つ狙っているものがありました。「ラナと小歩危を下りきること」。水量の多い夏季は、大滝手前までが限界でした。5年前のGWにも挑戦したことがありましたが、曲戸の瀬はポーテージしています。今回は、奈落も一緒に落ちて、コンプリートしたいと考えていました。
 あの時3歳だったラナも、先月で9歳の誕生日を迎えました。いつの間にか顔はすっかり白くなり、黄金色だった毛並も随分と白いのが混じってきました。人間の肉体年齢に換算すると68歳(1年で12歳、以降1年毎に7歳加齢)。引退の日は、そう遠い日ではないでしょう。残された機会はあと僅か。ひょっとしたら今回が最後になるかもしれない。ちょっと無謀な試みかもと思いつつも、一生忘れられない思い出をまた一つ心に刻み込んでおくために、今、やっときたいと思うのでした。

 スタートは13時35分ごろ。この週末を狙うかのように寒波が襲来しており、日中とはいえ冷え込みがきつい。ただ、水が思ったほど冷たくないのが救い。雪解けに比べれば、ですがね。
 今回、お付き合いいただくメンバーはにこちゃんです。いやー、ありがとうございました。

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2011年09月25日

29 ショート(吉野川5)

水位:1.48m→1.47m(豊永)
水量:57.10t(早明浦ダム放流量),271.02t(池田ダム流入量)
気温:21℃(本山) 天気:晴れ 区間:豊永〜岩原(x.xkm)
メンバー:KYOKOさん [回送]後輩1号、川太郎&川次郎


 朝8時近くまでぐっすり眠れました。ここでは早朝6時にけたたましくサイレンが鳴り響くんですが、子どもたちは早くも適応してしまったのか、起きてくることはありませんでした。
 朝食はパン。川太郎はキャラメルクリームがいたく気に入ったようで、3つもほおばってました。なんや先月に続きまたも至れり尽くせりで申し訳なかったですが、とっても快適な時間を過ごせました。KYOKOさん、ありがとうございました。

 川太郎の体調次第ではこのまま帰宅するつもりだったんですが、彼、セキもハナも止まってすこぶる元気なので、さくっと大歩危ショート(豊永〜岩原)のみ下ることにしました。
 豊永へ向かう道中、大田口の薬師橋から川を眺めると、あれっ? 違和感を感じました。水位計を確かめると、昨日より70cmほど一気に低下してます。調べると、早明浦ダム放流量が昨晩から通常の60トン弱に戻っていました。前日比約180トンも減ってることになります。
 ちゅーことは、今日はラナ連れて行っても大丈夫!? さらには、真っ向勝負でも下れるんとちゃう!? とつい調子に乗ってしまったわけですが、これが大きな勘違いでして、豊永上の瀬でいきなり撃沈かましてしまいました。水が減ったとはいえ、まだ豊永水位は1.5mほどあります。夏季通常よりもまだまだ全然多いわけで。
 ラナ、ごめんなさい…。m(_ _)m

 三段の瀬はオーソドックスなルートから進入。通過ルートの違いもあるかと思いますが、フカフカの絨毯みたいだった昨日とはうって変わって爆裂状態でした。目の前の波が俄に膨張したり、破裂したり。水ブネ状態でコントロール不能でしたから、いつ沈むかとヒヤヒヤしながら漕ぎ抜けました。

 昨日と同じ右寄りのルートを選択しなかったのには水量減の他にもう一つ理由があって、「三段の瀬の下右岸側にカヤックがブローチングしている」という情報を事前に得ていたからでした。結局それらしきものは見当たらず、KYOKOさんとは「もう流されたんやろな」と話していたんですが、そもそもの認識が異なっていました。三段の瀬の瀬尻ではなく、三段の瀬よりさらに下流にあったのです。高さ5mくらいの巨岩の、人が入れないくらい狭い裂け目に挟まってました。

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 ちょうど当事者が回収作業にあたっていたので、ちょこっと手伝わせてもらいました。1時間近くかかって試行錯誤の末、見事ピックアップに成功。いやー、よかったなあ。
 フネが挟まった経緯を聞けば、岩の上から引っこ抜くのが正攻法でしょう。しかし、フネは変形するほど水圧で強く押し込まれていて、びくとも動きませんでした。あっ、いけるかも? と感じたのは、逆に押し込んだ時。その後は、拍子抜けするくらいにあっさり外れました。発想は柔軟であるべきですね。いい勉強させていただきました。

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ニックネーム ラナ父 at 21:58| Comment(2) | 四国>吉野川(大歩危・小歩危) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月24日

28 ボケロン(吉野川4)

水位:2.25m→2.24m(豊永)
水量:238.17t(早明浦ダム放流量),440.46t(池田ダム流入量)
気温:25℃(本山) 天気:晴れ 区間:豊永〜まんなか(x.xkm)
メンバー:KYOKOさん、にこちゃん、Kさん、Tさん [回送]後輩1号、川太郎&川次郎

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☆作成中

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2011年08月16日

23 完漕(吉野川3)

水位:0.82m→0.90m(豊永)
水量:62.30t(早明浦ダム放流量),70.54t→70.55t(池田ダム流入量)
気温:32℃(池田) 天気:晴れ時々曇り 区間:歩危茶屋〜川口(x.xkm)
メンバー:M代君、AZmax [回送]ゆかりん、後輩1号、川太郎&川次郎

 午後の部は小歩危。水位は昨日とほぼ同じ0.82mでした。早明浦ダムの発電放流は夜間行われていないため、昼夜で水位変動が激しくなるのですが、今回は昼夜ほぼ一定でした。どうも山崎ダムでコントロールしているようですね。

 ところで、昨晩は夢にまで見ました。曲戸の瀬の奈落手前で佇み、どこから下ろうか思い悩むシーン。これがマンガだったら夢が啓示となってヒントがもらえたりするんですが、あまりの緊張に気分が悪くなって目が覚めてしまいました。これって単にうなされただけやんっていう。

 昨日7万円もしたというワーナーのパドルを割ってしまったM代君、今日は予備パドルで臨みます。予備パドルはジョイント式ですが連結部の金具が欠けているらしく、そのへんで拾ってきた木の枝をねじ込んでいました。(^_^;) 探検部らしい…。

 そして本日ダブルヘッダのアズマックス。小歩危は過去3本下ったことがありますが、いずれもラフトで、カヤックで下るのは今回が初めて。さらに、午前中ですでにお腹いっぱいのご様子でして、私以上に緊張しているようです。

 ゆかりんとうちの妻子はランチ後に例の妖怪屋敷に行くようです。昨晩「ゆかりん、だーいすき黒ハート」と告白した川太郎が妖怪たちを前にどれだけいいところを見せられるのか、楽しみですね。また、ラナは午前中に穴内川でめいっぱい遊んだやろし、午後の部はお休みしてもらうことにしました。

 こうしてダッキー2艇、カヤック1艇の編成にて13時半ごろに出発。
 アズマックスの下り方は私に近く、どチキンで下りたいようです。私と同じく右岸ベタ寄せで鉄橋を無難にクリア。M代君は、昨日あんな目に遭ったにもかかわらず、再び真っ向勝負を挑み、またもや敗れてました。

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 森囲いは、昨日はノースカウティングでしたが、今日はアズマックスがいるので念のため上陸して下見。ルートの説明をして、ではお手本をということでM代君が一番手で下りました。結果は、左岸に避ける際にウェーブに弾かれて撃沈。イヤーな手本を見てしまいました。アズマックスには担ぐ? と聞いてみましたが、めげずにやる気らしい。
 ほなお先にと私が二番手。鉄橋と同様、昨日よりワンテンポ早めに動くように心がけた結果、スムーズに左岸の回避ルートに入れました。
 トリはアズマックス。後ろ向きに落ちたりしてますが、ルートはきっちりと取れています。

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 森囲い後半の瀬を下ったところでM代君と合流。口を開こうとしたら、「言い訳させてください!」と封じ込められました。さっきのは、落ちる瞬間にストラップのアジャスタが割れてしまい、前につんのめったらしい。ふーん、って、ストラップ切れたらヤバいやん! また中止? と危惧しましたが、待ってる間に予備カラビナで応急処置済みで続行は可能みたい。なんや下るたびにトラブルが起こってるんでビクビクしてましたが、ほっとしました。

 二段はM代君は左岸ベタからかわし、私は右側の潰れた場所を狙って下っています。先月も含め両者唯一の無沈地帯となっていて、今回もスムーズにいけるやろと思っていたら、そうはいきませんでした。
 アズマックス、右に寄せきれずに、なんか変なとこで落ちてます。その後流れてきましたが、二段目の手前でぐるぐる回ってました。はー、あんなとこに捕まるとこあるんやー。固唾を呑んで見守る中、ダンスを終えて出てきました。おつかれさーん。諦めずによく耐えました!

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 大滝の手前に至ったところで、アズマックスが撤退宣言。もともとそのつもりだったみたいです。今のところ沈脱ゼロやし、よく漕げてるから最後まで行ったらええやんと二人で説得しますが、固辞されました。

 昨日は一発目のドロップ脇のエディで怖い思いをしました。そこで今日はノンストップでいくことにしましたが、そもそもドロップが怖いからエディに逃げていたので、気が楽になるということはありません。M代君からアドバイスをもらってうまく乗り越えられましたが、右岸ベタにどんどん寄せられる。気が付けば昨日と同じラインです。そのおかげで逆に動きが読めたので、身体が動きました。岩に押し付けられるのをリーンで堪えましたが、態勢を立て直す前にラストのメインドロップへ。やや横向きで入ってしまい、絶望的かと思われましたが、ここも奇跡的に耐えました。

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 M代君はここでも撃沈。本日これで3沈めです。沈して泳ぐって特殊なことというイメージがありましたが、ここ下ってるともう、見慣れてしまって違和感がなくなってしまいました。ちなみにここはアズマックスが一番きれいなラインで下りました。

 アズマックスには、この調子やったらこの先も行けるって! ともう一度誘いましたが、もう腕がパンパンで…とのこと。まあ、無理強いもよくないので、ここで別れることにしました。

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ニックネーム ラナ父 at 00:38| Comment(4) | 四国>吉野川(大歩危・小歩危) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月15日

22 水圧(吉野川2)

水位:0.78m→0.84m(豊永)
水量:27.70t→56.10t(早明浦ダム放流量),65.22t→69.53t(池田ダム流入量)
気温:31℃(池田) 天気:晴れ 区間:歩危茶屋〜白川谷川出合(x.xkm) メンバー:M代君

 四国に、行きたい。

 今年は宮崎行きが決まっていたため厳しいと思われていたんですが、アズマックスの要望もありまして1泊2日の短期間ながらめでたく実現の運びとなりました。(^o^) 行き先候補はそれはもう、たくさんありますが、今回はほぼ決め打ちでした。
 小歩危。先月数年ぶりに下りましたが、はっきり言ってめちゃめちゃ怖かった。でも、下りきった時のあの爽快な気分をもう一度、どうしても味わいたい。歩危さんとは出会って以来14年も経っているのに、今更ながらその魅力に毒されてしまったようです。

 今回メンバーは、前回同様「流の会」M代君、そしてラナ。前回とまったく同じ編成です。アズマックスは、ゆかりんの体調不良により急遽不参加となってしまいました。また、帰省中の花鳥にも声をかけてましたが、由良川に行くらしい。

 嫁さんは子守のため別行動。川遊びをベースにいろいろ遊び場を検討しましたが、結局ラピス大歩危の「妖怪屋敷」に行くとのこと。
 出発は13時10分ごろ。

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 まずは鉄橋の瀬。この瀬は、M代君の中では、今後の行方を占う試金石的な位置付けのようです。だから、自身の漕ぎっぷりを確かめる上であえてメインルートに飛び込みます。いっぽう、私は、回避を選びます。体力、気力を序盤から削るようなことはしたくないからです。タイプの違いがはっきり出ますね。

 しかーし。回避のため充分右岸に寄せたつもりだったのに、ウェーブホールにがっつり入ってしまいました。バックウォッシュ上でフネが止まる。やっべー。スライドして脱出できましたが、ラナは? ドキッとして振り返ると、しっかりと背中にしがみついていました。ほっ。

 エディでM代君を待っていると、…あ、泳いできました。ということは、この先は数多の艱難辛苦が待ち受けていることでしょう(笑)。

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ニックネーム ラナ父 at 23:41| Comment(0) | 四国>吉野川(大歩危・小歩危) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月16日

19 聖地★小歩危 日帰り撃沈ツアー(吉野川1)

水位:0.66m→0.80m(豊永)
水量:54.10t(早明浦ダム放流量),66.70t→73.79t(池田ダム流入量)
気温:31℃(池田) 天気:快晴 区間:歩危茶屋〜川口(x.xkm) メンバー:M代君

 ついにやってきました。念願の四国!

 しかし、直前になって嫁さんが体調不良でダウンしてしまい、同行はラナのみとなってしまいました。
 妻曰く、当初の予定通りキャンプして、翌日の晩までに帰ってくればいいとのことでしたが、病身の妻を放置し、子供の世話を義父母に押し付けて遊びに行くわけですから、かーなり後ろめたい。せめてできるだけ早く帰らなければと、キャンプはドタキャン、日帰り行程に急遽変更させてもらいました。料理を準備してくれてたM代君、本当にスミマセンでした。

 本日の予定は小歩危セクション。小歩危さんとはなかなかご縁がなく、だいぶご無沙汰してまして、かれこれ4年ぶりになります。
 長いブランク、初めて心折られた場所。悲壮感漂うダウンリバーになるかも…と思いきや、自分でも驚くほど前向きでした。今年は、出撃回数こそ少ないですが、飛騨宮川を筆頭にみなかみ4日間とビッグウォーターが比較的多いので、この経験がどこまで通用するか試してみたいという気持ちが強いようです。

 スタートは歩危茶屋から。
 不意に名前を呼ばれて振り返ると、どっかで見た顔。
 長やんでした。久しぶり! 埃をかぶっていた灰色の記憶が少しずつ色づいていく。

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 川へ下りると、思わずため息。
 キレイやあ…。私がラフトガイドしてた10年前は、もっと濁ってた印象がありましたけど。過去の記憶はとかく美化されがちですが、ここは逆ですね。M代君曰く、ここ数年はずっとこのレベルの透明度が維持できてるらしい。
 水温は高く、川に浸かると気持ちいい。これぞ南国の川って感じ。みなかみとは対照的。もう、言うことなしです。

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ニックネーム ラナ父 at 06:23| Comment(4) | 四国>吉野川(大歩危・小歩危) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする