水位:0.21m→0.23m(豊永)
水量:0t(早明浦ダム放流量),32t(池田ダム流入量)
気温:5℃(池田) 天気:曇り時々晴れ 区間:歩危茶屋〜川口(x.xkm)
メンバー:にこちゃん [回送]後輩1号、川太郎&川次郎
9月末以来、一度も漕いでない。こんなことは、ラナと漕ぎ始めて以来、初めての経験ではないかと。
仕事のストレスを雲散霧消させるために、こういう時こそむしろ積極的に出るべきなんですが、川に向かう元気がどうしても湧いてこない。かつて経験したことのない「仕事の瀬」にぶつかってました。それも、険悪なキーパーホール。早々に撃沈、身一つで流されてしまい、ガラス製のハートは粉々に打ち砕かれてしまいました。同時に、川への意欲も灰と化してしまったようです。ホールから息も絶え絶えになって吐き出されたかと思えば、下流にあるまた別のホールに巻かれ続け、終わりなき核心部を翻弄され続けるといった生活が約3ヶ月。ふと気が付けば、いつの間にやら年の瀬でした。
ホール間の小休止中にセロテープで補修され、一応の機能を取り戻したハートで考える。このまま終わりを迎えてよいものかと。
否。多少ムリしてでも漕ぎたい。灰の中、僅かに残されていた熾きの破片が輝きを増したような気がしました。
夜行バスで24時に川崎発、7時に大阪着。JRで三田駅まで移動。川道具一式をエクストレイルに積み込んで、三田を9時半に発ち、歩危茶屋に12時50分に到着しました。
目的地は、今年最も魅せられた川。四国三郎吉野川です。
3ヶ月ぶりの川。これだけ間隔が開くと、漕ぎ方なんてもう、遥か忘却の彼方です。にもかかわらず、復帰戦の相手は、渇水期とはいえあの小歩危。リハビリなんて、完全無視。しかも、不遜にももう一つ狙っているものがありました。「ラナと小歩危を下りきること」。水量の多い夏季は、大滝手前までが限界でした。5年前のGWにも挑戦したことがありましたが、曲戸の瀬はポーテージしています。今回は、奈落も一緒に落ちて、コンプリートしたいと考えていました。
あの時3歳だったラナも、先月で9歳の誕生日を迎えました。いつの間にか顔はすっかり白くなり、黄金色だった毛並も随分と白いのが混じってきました。人間の肉体年齢に換算すると68歳(1年で12歳、以降1年毎に7歳加齢)。引退の日は、そう遠い日ではないでしょう。残された機会はあと僅か。ひょっとしたら今回が最後になるかもしれない。ちょっと無謀な試みかもと思いつつも、一生忘れられない思い出をまた一つ心に刻み込んでおくために、今、やっときたいと思うのでした。
スタートは13時35分ごろ。この週末を狙うかのように寒波が襲来しており、日中とはいえ冷え込みがきつい。ただ、水が思ったほど冷たくないのが救い。雪解けに比べれば、ですがね。
今回、お付き合いいただくメンバーはにこちゃんです。いやー、ありがとうございました。
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